福岡の経営管理の業務受託 博多の公認会計士・税理士 黒川合同会計事務所

徒然閑話 Column

2018/06/04

2018年(平成30年)6月

~ 中洲18橋を歩く ~

先月のGW、久しぶりに中洲にかかる「橋」を歩いてみました。この時期、博多の街では恒例の「博多どんたく港まつり」で盛上っており、今年も多くの観光客が訪れていました。(新聞報道では2日間で230万人)

本コラムではこの祭りを取り上げるのではなく、祭りの主要ポイント「中洲」に架かる「橋」を取り上げてみたいと思います。「中洲」とは「東中洲」のことで、九州は勿論、日本を代表する飲食店が密集する歓楽街となっているところです。東側の博多川と西側の那珂川に挟まれたゾウリムシのような形状をした地域です。普段は日が落ちてからこのエリアに足を踏み入れる方々が多いと思われます。

ところで、中洲には何本の橋が架かっているかご存知でしょうか?答えは18本です。「そんなにあったかなぁ~?」と思われる方が多いかと思いますが、藩政時代の1800年代初頭にはわずか5本だった橋が、その後中洲地区の発展に伴い、キャナルシティ博多の登場に合わせて、平成13年に最南端に位置する「夢回廊橋」が整備されて18本となりました。(因みに最初の橋はいずれも1601年に架けられた「東中島橋」と「西中島橋」)

実は平成19年にこの18橋を自分の足で確かめてみようと思い立ち、1日がかりで家内と二人、歩いてみました。端には両サイドに計4本の欄干があります。この欄干には「橋の名前」「竣工日」などが書かれており、そのすべてをカメラに収めようと思えば橋を往復する必要があります。18本の橋を往復しながら渡り歩くのは結構体力と時間が必要になります。

今回は久しぶりに10本程度の橋を歩き、設置されている説明プレートや記念碑などを眺めながら思い出に耽った次第です。これから梅雨のシーズンとなりますが、興味がある方は晴れ間の見える日に出かけてみられてはいかがでしょうか。橋巡りがいつの間にか歴史探訪ともなるようです。但し、夜の千鳥足ではダメですぞ!

地図全体(縮小)

(2018年6月1日 事務所代表 灘谷 和德)

2018/05/01

2018年(平成30年)5月

~ MLBの凄さを知りました ~

MLB、即ち「メジャーリーグベースボール」を皆様ご存知のことと思います。1964年に村上雅則氏がサンフランシスコ・ジャイアンツでメジャーリーガー第1号となってから、31年の時を経て1995年に野茂英雄氏が海を渡り、その後続々と日本人大リーガーが誕生しました。

この間、野茂フィーバー、イチローフィーバーで日本の野球ファンはテレビの前に釘付け、翌日の新聞記事にも釘付けとなりました。そして今年の大谷翔平!!!素晴らしい活躍に、家庭でも仕事場でも居酒屋でも、彼の活躍が話題に上らない日はないと言っていいのではないでしょうか。実は私もその一人。23歳の若者にすっかり魅了されてしまいました。

以前から野球好きで、野球関連グッズコレクターを自称する私としては、イチローグッズから大谷グッズへと大転換を致しました。先月初めに購入手続きをしていたあるグッズがようやく月末に海を渡って私の手元に届きました。それは・・・?!

4月1日、オークランド・アスレチックス戦でメジャー初登板した時の実使用球です。この日大谷は92球投じたようですが、その内スタンドインしたものを除き、回収できたボール(40~50球)の内の1つが我が家にやって来たわけです。

ここで話が終われば単なる自慢話、皆様には鼻につく話となってしまうでしょう。実はここからが今回の本題です。ボールにはMLB認証のシールが貼ってあり、そこに記載された認証番号をMLBのHPで検索すると、このボールの由来が出てきます。私が入手したボールは、

・2018年4月1日の5回の裏の攻撃で使用され、

・その時のバッターはMarcus Semien 選手で、

・カウント2-2からの5球目

・球速は98.4MPH(時速98.5マイル)(註 時速約 158km)

と書かれていました。驚嘆です!MLBは毎試合毎試合、1球1球の記録を取っているのです。そしてどうするのか?販売するのです。オークションにかけるものもあるのでしょうし、値を付けて販売するものもあるのでしょう。私もそのルートで手に入れた次第です。

 MLBは日本と違って、組織として収益を一元管理しています。その主なものを今回調べてみたところ、

①    放映権の一元管理(規模の大きなキー局)

②    グッズのプロモーション

で、収益を一元化し、それを各球団に配分するというシステムです。更に選手の獲得に関しても、球団の戦力を均衡化する仕組みを取り入れてリーグを活性化しています。何と素晴らしい!NPB(日本プロ野球機構)も大いにこのビジネスモデルを取り入れるべきだと痛感した次第です。

 これを機に、もう少しMLBのビジネスモデルを研究してみようと思います。

初登板使用球  20180403 初登板初勝利試合実使用球認定書

(写真は今回入手したボールとその鑑定書です)

(2018年5月1日 事務所代表 灘谷 和德)

2018/04/02

2018年(平成30年)4月

~ 春爛漫 ~

先月1日、台湾高雄市で開催されたロータリークラブの「日台親善会議」に出席してきました。高雄市と言えば台湾の南部に位置し、北部の台北市とは気候や風土などが結構異なることを知りました。気温差も10度近くあって、この日の日中気温は30度近くにも上りました。翌日のエスカレーションでは半袖シャツで過ごしたほどです。

この会議は2年毎に日本と台湾で交互開催されており、今年は日本から650名、会場収容人数のキャパの関係(1000名が限度)で人数を絞った台湾側からは400名の参加者で執り行われました。実に盛大な催しでしたが、これも日本と台湾との良好な関係が背景にあり、東日本大震災の時、いち早い迅速な物心両面での支援と、それに対する感謝の気持ちが、より一層絆を深めていると思います。実は、この会議、2年後には日本で、それも福岡で開催されることが決まっており、何と私がその年度の議長という大役を仰せつかっています。これから実行委員会を立ち上げて準備して参ります。

タイトルから少々話題がそれましたが、初夏を思わせる台湾から帰るや否や、4日の日曜日には太宰府ロータリークラブのお招きで、「曲水の宴」を観覧させて頂きました。この日も日本晴れ、気温も25度ほどまで上がったようです。天満宮の「飛梅」も満開!でした。

20180304 太宰府天満宮 飛梅(加工)

 

福岡市では先月19日に桜の開花宣言!その後も例年になく好天が続き、「春嵐」「春疾風」「春突風」などと言われる強風で散り急ぐこともないようで、しばらくは春を満喫できそうです。

 

桜1   桜2

(桜の写真は我が家の近くで撮影したものです)

(2018年4月1日 事務所代表 灘谷 和德)

 

2018/03/01

2018年(平成30年)3月

~ お陰様で法人化30周年 ~

先月17日間に渡り開催された冬季オリンピック。日本勢は過去最高のメダル数を獲得しました。この素晴らしい成績に連日日本中が大いに盛り上がり、勇気と感動を与えてくれたと思います。この盛り上がりを2020年の東京オリンピック・パラリンピックへとつないでほしいものです。

さて、私ども株式会社黒川合同会計事務所は、お陰様で今月法人化30年を迎えることになりました。これまで皆様からお寄せ頂いたご厚情に心より感謝申し上げる次第でございます。

昭和27年に故黒川敏人が「黒川公認会計士事務所」を開業したのを創業の日とし、それ以来、今年で創業66年となります。昭和63年4月に黒川が他界する直前の3月15日、黒川のもとに集った私どもで株式会社として法人化致しました。初代代表取締役は黒川敏人。在任1ヶ月の短期間ではありましたが、しっかりと初代所長として歴史に名をとどめております。

クライアントの皆様方はじめ、多くの関係各位の皆様方のお蔭で今日まで永続させて頂いておりますが、これからも次世代の若手メンバーに対しましても変わらぬご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

なお、本ホームページに簡単な「事務所沿革」を掲載しておりますので、ご高覧頂ければ幸甚に存じます。

(2018年3月1日 事務所代表 灘谷 和德)

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(追記:2018年3月4日「曲水の宴」にて)

2018/02/01

~ 今月は平昌オリンピック ~

今月9日から25日までの17日間、冬季オリンピックが韓国の平昌で開催されます。会場整備の遅延やチケット販売不振など問題山積のようでしたが、ここに至って北朝鮮の参加(というより割り込み?)が浮上して混乱の様相を呈しているようです。スポーツの祭典に政治を持ち込むなという意見がある反面、政治の問題をオリンピックを通して解決の糸口をつかむことも大事ではないか、などなど競技よりも周辺が賑わっているようです。議論は議論として、出場する選手たちはこれまで準備に全精力をこれまでつぎ込んできたわけですから、雑念を払い頑張ってほしいものです。

ところで、50代まで下手ながら草野球をやってきた私としては、試合が近づいて突然他チームの選手が加わるなどあり得ない話だと思いますし、チーム競技としては想像すらできません。今回のアイスホッケーの選手たちも、韓国選手の使用する用語は英語で(監督も米国人)、北朝鮮選手は朝鮮語だそうです。これでコミュニケーションが取れたチームプレーができるのでしょうかね。

戦時中、野球は敵国の用語使用禁止ということで、ストライクは「良し」、三振は「それまで」、セーフは「安全」、アウトは「無為(ぶい)」などと言い換えていたとのことです。これではWBCやオリンピックなど参加はあり得ないですよね。

私の友人は開会式の高額チケットを入手したようで、寒い中出向くようですが、私はこの見どころ満載(?)の結末を気にしながら、日本選手の活躍をテレビの前で応援することにします。さて、皆さんの関心は何処に?

平昌オリンピックロゴ

(2018年2月1日 事務所代表 灘谷 和德)

2018/01/05

~ 法人化30周年を迎えるにあたって ~

新年明けましておめでとうございます。

本年も、皆様方にとって良い年となりますようお祈り申し上げます。

 さて、私ども㈱黒川合同会計事務所は本年3月に法人化30周年を迎えることになりました。これもひとえにクライアントの皆様方はじめ関係各位のご支援の賜物と厚く御礼申し上げる次第でございます。(創業は故黒川敏人が個人事務所を開業した昭和27年です)

法人化した昭和63年は日本は正にバブル経済の真っただ中。法人化のタイミングとしては飛躍を求めるという意味でよかったようです。しかしこれは結果論であって、法人化の最大にして唯一の目的は黒川敏人の天寿全うの日が近づいたことにあったのです。この年、我々後輩が意思を引き継ぐにあたって、議論・検討した結果たどり着いたのが「法人化=株式会社」という結論でした。組織形態としてはまだ税理士法人制度はなく、あったとしても総合サービスの提供を目指す我々としてはその時点では選択を迷ったと思います。

このような経緯で設立した㈱黒川合同会計事務所の初代所長には黒川敏人が就任しましたが、残念ながら1か月後に他界。それでも社史に初代所長として確かな足跡を残しました。その後2代目所長を井上忠彦が約16年間、その後を引き継いだ私と石垣誠司が二人代表体制で約14年間その任に就いております。

(井上忠彦は事務所を完全リタイアしておりますが、今年7月に92歳を迎えます)

一区切りを迎える本年、これからの私ども事務所の在り方、クライアントサービスの強化に向けての様々な構造の改革、これらの取り組むべき課題を整理し、2年計画で新しい組織体制を構築できるようプロジェクトを立ち上げます。「クライアント第一主義」この揺らぎないテーマをもとに役職員一同邁進してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(2018年1月5日 事務所代表 灘谷 和德)

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(写真は新年の集合写真です)

2017/12/01

~ 役員就任企業が東証第2部上場 ~

 今回は株式会社南陽をご紹介させて頂きます。福岡市博多区に本社を置く商社です。私は昨年6月にこの会社の社外取締役(監査等委員)に選任され現在に至っております。1994年(平成6年)に福岡証券取引所に上場していましたが、この度、今月11日に東京証券取引所市場第2部に上場することになりました。

 11月28日に株式の売り出し価格も発表され、あとは当日を迎えるばかりとなっています。弊事務所のクライアントではなかったのですが、縁あって現職務をお受けすることになり、監査を担当する社外取締役の立場としても喜ばしい限りです。当日は私も上京し、東証で執り行われる恒例のセレモニーの末席に加えて頂く予定です。私の40数年のキャリアの中にキラリと光る出来事となることは間違いありませんが、改めて株主の皆様やステークホルダーの方々に対する重責を全うできるよう気を引き締めて参りたいと思っております。

集合写真1

(写真は12月11日に東京証券取引所で撮影したものを追加掲載。前列左から3人目が私)

 今年も1年大変お世話になりました。来年が皆様方にとって素晴らしい年となりますことを祈念し本年のコラムを締めるごあいさつとさせて頂きます。

(2017年12月1日 事務所代表 灘谷 和德)

2017/11/06

~ 祝!福岡ソフトバンクホークス優勝! ~

 今月のこのコラム、アップするのが1週間ほど遅くなりました。その理由は、プロ野球SMBC日本シリーズでの決着が11/4になったことにあります。私の予想(希望?)では11/1にホークス優勝が決まるはずでしたが、それが3日ほど延びたということです。優勝が決まった第6戦はテレビ観戦でしたが、緊張感のあるいい試合でした。最後はどう見ても中村晃選手の暴走(村松サードコーチのギャンブル的本塁突入指示?)でタイミングは完全にアウトでしたが、ライトの梶谷選手の返球がホームベース近くで大きくイレギュラー。キャッチャー嶺井選手の頭の上を大きく超えて行ってしまいました。DeNAのファンの皆さんには申し訳ない気がしますが、福岡の神様がちょっと手を貸してくれたのかもしれません。終わってみれば、今年の日本シリーズは見どころ満載!これからも長く記憶に残る6試合だったと思います。

 最後に、会計事務所的に優勝を決めた第6戦に出場した両チームの選手年収(年俸)を比較・分析してみました。これを見る限り、ホークスの優勝は当然の結果と思えますし、逆にDeNAの健闘は称賛に値する気がします。(年俸は推定となっています)

2017.11

(資料:「12球団全選手百科名鑑2017」(廣済堂出版)、シーズン中登録選手はgurazeni.com)

(2017年11月5日 事務所代表 灘谷 和德)

2017/10/02

2017年(平成29年)10月

~ 「空き家と所有者不明土地問題」について思うこと ~

 先月末、某銀行主催の講演会に出席しました。講師は元総務大臣で、現在は東京大学公共政策大学院客員教授を務める傍ら野村総合研究所でも活躍しておられる増田寛也氏です。昨年の都知事選に立候補し、小池百合子氏と競った方としても知られる方です。  講演テーマは「地域経済活性化の処方箋」。様々な角度から「地方創生」の課題を取り上げ、関連するデータを示しながらのポイント解説で、興味深く拝聴しました。  その中で、特に関心を持ったのが「空き家」と「所有者不明土地」の問題でした。かねがねこの問題はマスコミ等でも取りざたされており、私どもの事務所でも所有者の相続発生時などで調査の対象となるものです。  まず、「空き家」問題は、現在820万戸の空き家があり、2040年には2150万戸にもなるとのことです。(野村総研分析)こうも空き家が多くなる理由としては、

①核家族化と高齢化社会では親の家を相続しても相続人は中高年者で既に自宅を所有しているか、生活圏が離れているため居住する必要がない。

②賃貸しようにも老朽化が進んでいるため借り手が見つからない。

③解体撤去すればその費用が必要となり、その後の固定資産税等の負担が重くなる。

などがあげられます。では、地域によってどれくらいの空き家率になっているのか、政府の統計調査結果をHPから入手してみました。(空き家率は筆者にて計算)

2017.10

 次に、「所有者不明土地」問題です。現在410万ha(ほぼ九州の面積)の所有者不明土地が2040年には720万ha(北海道が770万ha)になると予測されるとのことです。これも様々な理由が背景にあるようですが、①所有権移転(特に相続による名義変更)時の登記の義務化や②相続時の登録免許税の免税化や軽減なども対策となるのではないでしょうか。また、折角スタートしたマイナンバー制度を活用し、市町村が保有する「戸籍」情報と法務局が保有する「不動産登記」情報をリンクさせるなど、関係機関にはいろいろ知恵を絞って頂きたいものです。

(2017年10月1日 事務所代表 灘谷 和德)

2017/09/01

2017年(平成29年)9月

~ 「内部統制」について思うこと ~

 先月24日と25日、東京で開催された「全国都市監査委員会 総会・研修会」に出席してきました。全国の574都市(構成都市総数790市)から1,730名の出席者があり、会場はぎっしり満席。熱気充満、大変な賑わいでした。

 総会では、会務報告や予算関係の承認議案が議題に上がっていましたが、執行部のちょっとした手違いがあって、質疑もヒートアップの感があり、初参加者としては睡魔に襲われることなく無事(?)終了となりました。

 さて、今回の研修で一番得られたことはと言えば、企業における「内部統制」と行政における「内部統制」の類似点と相違点だったと思います。内部統制と言えば、一般的には「組織の業務の適正を確保するための体制を構築していくシステム」ということですが、企業におけるそれは、財務諸表の信頼性を目的とすることが主であろうと思われます。(これに関しては、「4つの目的」「6つの基本要素」と語られることもありますが、ここでは割愛します)これに対し、行政におけるそれは、もう少し範囲が広がるようです。例示では職員の不正による行政への信頼失墜の予防対象として、「麻雀などでの不適切交際」「勤務時間外の飲酒運転」「公用車の不適切使用」などなど、ニュースで目にするような事案が上がっています。これをどうやって内部統制で制御するの?そもそも内部統制に馴染むのか?新米監査委員としては勉強することが多そうですが、このテーマを掘り下げてみたいと思っています。

20170824-25 全国都市監査委員会総会・研修会5-1  20170824-25 全国都市監査委員会総会・研修会6

(2017年9月1日 事務所代表 灘谷 和德)

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