福岡の経営管理の業務受託 博多の公認会計士・税理士 黒川合同会計事務所

徒然閑話 Column

2017/09/01

2017年(平成29年)9月

~ 「内部統制」について思うこと ~

 先月24日と25日、東京で開催された「全国都市監査委員会 総会・研修会」に出席してきました。全国の574都市(構成都市総数790市)から1,730名の出席者があり、会場はぎっしり満席。熱気充満、大変な賑わいでした。

 総会では、会務報告や予算関係の承認議案が議題に上がっていましたが、執行部のちょっとした手違いがあって、質疑もヒートアップの感があり、初参加者としては睡魔に襲われることなく無事(?)終了となりました。

 さて、今回の研修で一番得られたことはと言えば、企業における「内部統制」と行政における「内部統制」の類似点と相違点だったと思います。内部統制と言えば、一般的には「組織の業務の適正を確保するための体制を構築していくシステム」ということですが、企業におけるそれは、財務諸表の信頼性を目的とすることが主であろうと思われます。(これに関しては、「4つの目的」「6つの基本要素」と語られることもありますが、ここでは割愛します)これに対し、行政におけるそれは、もう少し範囲が広がるようです。例示では職員の不正による行政への信頼失墜の予防対象として、「麻雀などでの不適切交際」「勤務時間外の飲酒運転」「公用車の不適切使用」などなど、ニュースで目にするような事案が上がっています。これをどうやって内部統制で制御するの?そもそも内部統制に馴染むのか?新米監査委員としては勉強することが多そうですが、このテーマを掘り下げてみたいと思っています。

20170824-25 全国都市監査委員会総会・研修会5-1  20170824-25 全国都市監査委員会総会・研修会6

(2017年9月1日 事務所代表 灘谷 和德)