福岡の経営管理の業務受託 博多の公認会計士・税理士 黒川合同会計事務所

徒然閑話 Column

2018/09/10

2018年(平成30年)9月

~ 災害と報道 ~

つい先日、9月6日の未明に北海道肝振地方東部を震源とするマグネチュード6.7の地震がありました。厚真町では震度7を計測し、多大な被害をもたらしました。札幌市内でも震度6弱の揺れを観測し、1923年の統計開始以来初めてとの報道もありました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

この地震の直前には台風21号が襲来し、関西から関東、東北・北海道と広範囲にわたって被害をもたらしました。こちらも25年ぶりに「非常に強い」勢力で上陸したため、各地で大変な被害をもたらしました。

最近は異常気象とは言わなくなってきたように感じています。「異常」が「日常」になってきたためかもしれません。最高気温が40℃になっても、どこそこの市も記録したか!程度の感覚です。7月のエアコン売り上げが過去最高とのニュースにも、「さもありなん」ぐらいの受け止めです。

「異常なことが起こる」ことに慣れっこになりつつあるように思います。この感覚がマヒしてしまうと、「あっ!またか!」程度に受け止めてしまい、よく言えば「冷静」「客観的」に事実を受け入れるということかもしれませんが、もっと「主観的」に明日は自分の身に降りかかる「潜在的なリスク」を認識すべきではないでしょうか。

新聞、テレビと言った従来型のマスメディアによる報道以上に、リアルタイムで映像が配信されるSNSなどのインパクトは多大なものがあるようです。「こんなに早く、こんなに臨場感のある、刺激の強い」映像が駆け巡ることに驚くばかりです。ドローンの活用により、今まで見たこともないアングルでの映像も目にすることができます。「すごいなぁ」と思いますが、伝え方によっては受け取る方の感覚をマヒさせるかもしれないな、とも思ってしまします。

(2018年9月10日 事務所代表 灘谷 和德)